2009年11月8日日曜日

エリック・リデル

映画『炎のランナー』のもう一人の主役である。
プロテスタント宣教師、スコットランドラグビー代表というスポーツマン。
何より彼を有名にしたのは1924年のパリ五輪の百メートル走で、決勝戦が日曜日と重なるため棄権した事である。彼はひとりのスポーツマンより信仰に生きる宣教師だったのだ。
このことは英国内で物議をかもしたが、映画の通り四百メートルで金メダルを獲得したことにより信念の人として名声を得る。
残念なのは、布教活動で訪れていた中国で戦争に巻き込まれて、日本軍抑留中にガンで亡くなった事である。